- 2012年7月30日 十勝毎日新聞紙面より -
帯広空港ターミナルビル2階に30日、豚丼店「たむら」(帯広市、田村洋子社長)の新店舗「HeartField」が全面オープンした。十勝をイメージした内装と開放的な雰囲気が特徴。田村社長は「十勝の食材をふんだんに取り入れてアピールしていきたい」と話している。
同社は市内で「味処たむら」(大通南10)、帯広競馬場内のとかちむらで「ぶた丼たむら」を経営。今回は同ビル2階飲食部門のテナント契約期間満了に伴う公募で出店が決まった。
同店はフードコート形式のレストラン(今月8日に先行オープン)と喫茶の2コーナーがあり、計235平方メートルの面積に93席を設けた。開放感を基本コンセプトに据え、ドアをなくした他、テーブルの間隔も広めに取った。
メニューは同社自慢の豚丼(1050円)やそば、カレーライスなど。30日に営業を始めた喫茶コーナーでは、ケーキやホットドッグなどを提供する。
29日には同店でレセプションが行われ、関係者約40人が出席。田村社長が「お客さんに喜ばれる店にしたい」とあいさつし、同ビル社長の米沢則寿帯広市長が祝辞を述べた。その後、同店で軽食を囲みながら全面オープンを祝った。年中無休。営業時間は飛行機の発着時間で変わるが、7、8月は午前8時45分~午後8時10分。(伊藤亮太) |