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豚丼の歴史 「週刊文春」に 「ぱんちょう」掲載
登録日時:2012/06/14 14:31
[
豚丼ニュース
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- 2012年6月14日 十勝毎日新聞紙面より -
豚丼専門店「ぱんちょう」(帯広市西1南11)が全国発売の週刊誌「週刊文春」6月14日号に掲載された。同店を立ち上げた故阿部秀司さんの長女幸子さん(79)は、「こんなに大きく取り上げられて驚いた」と喜びを話している。
掲載はカラー見開き2ページ。うち1ページに名物豚丼の写真が大きく紹介されている。同店が1933年、大衆食堂として開店し、豚丼一本に絞るまでの歴史を掲載。当時の帯広では豚肉は盆や正月に食べるぜいたく品だったが、「庶民が気軽に食べることができる豚肉料理を提供したい」との願いから、試行錯誤を繰り返して今の味にたどり着いたエピソードを紹介している。
現在は秀司さんの次男孝之さん(72)が社長を務める。創業以来「全国から帯広に来てほしい。地元の良さを伝えたい」と本店のみの営業にこだわり、長い歴史の中で「親子三代続いて来るお得意さまや海外からの観光客も多い」という。
観光シーズンを迎えた時期に全国発売の週刊誌に掲載されたことについて、幸子さんは「十勝に足を運ぶ観光客が増えればうれしい。これからも変わらない味を守り、地元のお役に立っていきたい」と笑顔で話している。(山岡瑠美子)
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