-2022年7月21日十勝毎日新聞紙面より-
大手回転寿司チェーン・くら寿司(本社大阪)は21日、道東初となる「くら寿司帯広店」を帯広市西20南2の白樺通沿いにオープンした。開店直後から多くの人が訪れた。
くら寿司は道内では札幌市内3店を展開、11月には函館にも出店予定。特徴として、化学調味料など四大添加物の不使用などを掲げる。寿司は1皿110円が多く、サイドメニューも入れて約150品。5皿で1回チャレンジできるファミリー向け抽選ゲーム「ビッくらポン」なども人気。
帯広店は平屋で約480平方メートル。注文などはタッチパネルで、会計も含め非接触での利用が可能。199席。出店理由について、同社広報部の辻明宏マネジャーは「十勝エリアは人口減も少なく、商圏として魅力があり、収益が見込めると判断した」と話していた。
初日のみ正午オープンを予定していたが、30人ほどが並んだため、午前11時40分に開店。客らは早速、すしを味わっていた。午前10時から並んだという幕別町の池崎卓さん(41)は「テレビで見て、初日に一番で食べたかった。価格も安くシャリもおいしい」と笑顔だった。
帯広のオープンを記念し、同社では「帯広豚丼風にぎり1貫」を開発、全国の店舗で限定提供する(なくなり次第終了)。道内店限定で道産ネタも季節限定で用意。22日以降は午前11時~午後11時。(佐藤いづみ) |