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「なつぞら」福地桃子さん 豚丼の味は最高でした |
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登録日時:2019/07/09 14:02 [ 豚丼ニュース ] |
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-2019年7月9日十勝毎日新聞紙面より-
誰かのため動ける優しさ NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、ヒロイン奥原なつが引き取られた柴田家の長女夕見子役を演じるのが女優の福地桃子さん。ドラマの中では一見デリカシーのないように思える発言もあるが、実はなつの背中を押す思いやりのある女の子。福地さんに役への思いや十勝の印象などを聞いた。(川野遼介)
3度目挑戦で -朝ドラは初出演。決まったときの気持ちは。 朝ドラが一つの目標でした。なつぞらが3回目のオーディションだったので、受かったという事実が大きな出来事過ぎて、記者会見の日にキャストの皆さんに会うまで実感がありませんでした。皆さんに会ったときには、なつぞらの一員としてこれから頑張っていかないといけないと、気合が入りました。
-夕見子はどういう性格と捉えているか。 一見デリカシーのない、引っかき回すような存在に見えるが、なつの背中を押す瞬間や家族の中での夕見子の発言を聞いていると、実は人のためにエネルギーを使う優しい子。自分の意思を信じているからこそ、嫌われることを恐れない強い女の子でもあります。それがすごくかっこ良くて、そこまで人のために行動できる女性はなかなかいないのでは。自分も夕見子の役から教えてもらうことが多いと、演じて感じます。
-自身との共通点や違いは。 共感できる部分は、自分が発言、行動することで誰かの背中を押せること。夕見子ほど強くないし、持っている雰囲気やしゃべり方などそこまで似ていないので、夕見子の役を頂いたときにどうして自分がこの役なんだろうと思いました。でも、夕見子のせりふと向き合うと、自分自身に響く言葉がたくさんあり、勇気づけられることもあるので大事にお芝居したいです。
-夕見子は牛乳嫌いだが、実際は。 十勝や北海道にいるときは必ず飲んでいました。北海道の牛乳はおいしくて、新鮮で濃厚です。十勝ロケの間もホテルの近くのパン屋さんにある牛乳を毎日買って飲んでいました。1月のロケは吹雪の中での撮影だったので、差し入れで十勝の方からホットミルクを頂きました。
「姉妹」で料理談議 -なつを演じる広瀬すずさんとの共演は。 なつとは血はつながっていないけど本当の家族のような間柄で、家族にしかない安心感が現場で生まれます。2人のシーンも多く、料理の話をしています。すずちゃんも料理をするので、簡単にできるおいしい料理について情報共有しています。
-十勝ロケの思い出は。 冬の北海道の景色が広がっている中での、なつとの通学シーンです。なつと夕見子の関係はもちろん、冬でしか見られない景色が印象的でした。朝ドラはたくさんの方が関わっていて、チームで良いものをつくろうという空気感が画面を通してもあふれていると感じています。
-撮影以外で十勝の印象は。 ご飯が楽しみでした。ご飯がおいしいと撮影も頑張れます。豚丼の味は最高でした。東京でも食べたいです。清原翔さん(柴田照男役)たちがワカサギ釣りに行ったのを聞いてうらやましい気持ちが止まりませんでした。またみんなでロケに行けたら楽しいことをしたいです。
-今後の見どころは。 なつが自分の知らないところで頑張っている姿に刺激を受けて、夕見子も成長していきます。自分の道を切り開いていくので、そこは期待してほしいです。
-十勝の方へメッセージを。 母が北海道出身で、北海道は昔から自分の中で特別な場所でした。なつぞらに携われてすごくうれしいです。大好きな北海道、十勝の魅力をこれからももっと発信していきたいです。引き続き、十勝の皆さんのパワーでなつぞらを盛り上げていただけたらうれしいです。 |
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