- 2009年11月15日掲載十勝毎日新聞紙面より -
ホクレン帯広支所は、6月に行った「豚丼には北海道米が合うキャンペーン」で行ったアンケート結果を集計した。道産米と豚丼との相性について71%が「合っている」と答え、「普通」と回答した人も合わせると97%が道産米使用に問題ないとした。道や農業団体が食率向上を目標に掲げる中、家庭用に比べ食率が低いとされている業務用での普及がカギとなっており、同支所では「今後もイベントなどを企画して飲食店に使ってもらう機会を提供し、普及を図りたい」としている。
同キャンペーンは、米を使った十勝の名物料理「豚丼」で広く消費者からの反応を聞き、飲食店の判断材料にしてもらおうと企画。帯広観光コンベンション協会加盟の18店が6月18~21日の3日間(一部2日間)、通常より50円引きで道産米を使った豚丼を提供した。
キャンペーンで訪れた客を対象に行い、回答数は1535人。内訳は十勝在住者が56%、道内が32%、道外が6%。日ごろ家庭で食べている米(複数回答)はブランド別ではコシヒカリがトップだったが、産地別では道産米が54%と府県産より多かった。
豚丼のご飯としてどうしたらより良くなるかとの問いには、約8割が「このままで良い」と答え、多くが相性を評価。「もう少し軟らかく」「もう少し固く」がともに1割弱ずつあった。
2009年1月の道産米食率は全道で75%だが現状は、「一般家庭ではもう少し高く、業務用では75%に達していないと思われる」(同支所)とする。近年、相次いで評判の良い道産米の新品種が登場する中、飲食店は古くからの仕入れ先とのつながりや、味が変わる事への心配などから一般家庭に比べて切り替えが進んでいないと考えられている。
今回のキャンペーンでは参加18店中、11店がすでに道産米を使用またはその経験がある店で、キャンペーンを契機に道産米に切り替えた店も3店あった。
同支所では「府県産より安く買えるのでコスト面でもメリットが出せるのが道産米。フードマイレージの面からも利用を促したい」と話している。(高田敦史) |