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シンガポールに豚丼店 はげ天の矢野社長に聞く
登録日時:2015/05/07 16:13 [ 豚丼ニュース ]
- 2015年5月7日十勝毎日新聞紙面より -

 帯広市内の老舗飲食店「はげ天」(矢野整社長)のグループで、豚丼のタレを販売するシンガポールの現地法人「ブタハゲ アジア パシフィック」(矢野航平社長)がシンガポール2法人と設立した合弁会社「ブタハゲ ホールディングス」の豚丼店が18日、同国で開業する。はげ天社長の矢野整氏にシンガポール出店の意義や、今後の展望を聞いた。(聞き手・関坂典生)

 -シンガポール店の概要は。
 同国中心街で、日系スーパーや飲食店が入る商業施設「リャンコート」に、座席数42席でオープンする。豚丼の価格は日本円で1200~1300円。道産豚肉の輸出が難しいので豚肉は現地で調達するが、米は道産を使い、タレも帯広で作ったものを輸出する。航平社長(同店店長=整氏の長男)ら日本人3人と、現地の5人の計8人で店を回していく。現地では日本人が調理している店は少ない。日本人がいることで店のクオリティが高くなる。軌道に乗れば、十勝産のスイーツなどの提供も始めたい。食材もできるだけ十勝産、道産を使えるようにしたい。

 -出店のきっかけや狙いは。
 同国最大手スーパーの経営者で国際オリンピック委員会(IOC)の副会長も務めたことがあるセルミャン・ウン氏が十勝を訪問した際に、はげ天の豚丼を食べて気に入ってもらい、出店の話につながった。「ブタハゲ ホールディングス」はウン氏も出資している。

 ウン氏が十勝に来る前から、アジアの観光客が、はげ天に豚丼を食べに来ている。シンガポールでは日本食や北海道ブランドが浸透しており、豚丼も食べてもらえると思った。出店をきっかけに、十勝に豚丼を食べに来るインバウンドが増えれば、地域活性化にもなると思う。

 -海外展開は増やすのか。
 一緒に会社をつくったシンガポールの法人からは、同国内でうまくいけば1年半で増やし、さらにマレーシアなど東南アジア諸国に広げる可能性があると言われている。

味の末広

「道の駅」ピア21しほろ

あさひ食堂

お食事処 香味屋(かみや)

海鮮 蔵

旬彩・天ぷら 心喜一天

喰処 三吉

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